ヨーロッパでリモートワークをしながら好きな国で豊かな生活を送りたい。将来的にEUのどこでも住めるようになりたい。そこで選択肢としてでてくるのがデジタルノマドビザです。
僕が取得したデジタルノマドビザは、ポルトガルではD8ビザと呼ばれています。
ポルトガルがリモートワーカーにとって人気な理由
300日が晴れと言われるほど温暖な気候、英語が通じやすい環境、EU圏内での移動自由、EUの中で物価が比較的安く、治安も良好。ノマドやリモートワーカーにとって理想的な国だと思います。
首都のリスボンやポルトは英語が通じやすく、ノマド向けカフェやコワーキングスペースも充実しています。公共交通や医療制度も安定しており、ヨーロッパの中でコストパフォーマンスは優れています。医療制度に関しては病気を持っている方は民間保険がすすめだったりします。
デジタルノマドビザ ( D8 ) とは?
2022年末にスタートした「デジタルノマドビザ(Remote Work Visa)」は、外国人がポルトガルに住みながら、海外の企業・クライアントとリモートで働くことを許可する新しい制度です。
リモートワーカーが対象なので、もちろんフリーランスの人でも取得ができます。私自身もこのデジタルノマドビザ ( D8 ) を使って移住しました。
このビザを用意する国にとっての利点は、移住者が増え日常の経済が潤い、さらに就労が許可されないので失業率の改善も測りつつ、税収入が上がることだと思います。そして収入要件のハードルを設けるためある程度「こういう人にきて欲しい」が実現できるため治安維持向上にも貢献できる素晴らしいビザです。
D7ビザとの違い
簡単に説明すると、年金や不動産収入などパッシブ収入がある人がD7の対象で主にリタイヤした人か、投資家が対象になります。
他にもD2ビザがあり、これは他国で言う事業化ビザ、ビジネスビザと呼ばれています。個人事業主(フリーランス)として働くためのビザになります。D8はリモートワーカーが対象となり点が異なります。(申請書類でビジネスプラン提出の必要も違いでありますね。)
正しくは大使館のテキストを参考にしてみてください。
ポルトガルのデジタルノマドビザは、どんな人が対象か?
・海外の企業やクライアントからリモートで働いている
・安定した収入( €3,280以上/月が3~4ヶ月つづいていることが目安。これは、ポルトガルの平均月収の4倍を目安にしており、適宜見直しがされています。追加不要家族がいる時はさらに上がります…。 )
・フリーランス、会社員どちらもOK
・無犯罪である
ヨーロッパ各国のデジタルノマドビザを調べるとある程度、そして安定した収入がある人にきて欲しいことが分かります。最低所得要件が一番大変な要件かもしれません。
必要書類・申請条件
ざっくり必要なものはこちらになります。フリーランスは雇用契約書だったりフリーランス証明が他ビザと比べて準備するのが大変でした…。
・有効なパスポート
・収入証明(直近3~6ヶ月)
・雇用契約書
・ポルトガル国内の居住先の証明
・ポルトガルの納税者番号 (ない場合もありますがそれは1年期間の可能性が高いです)
・無犯罪証明書
・往復の航空券
・ビザ申請書類一式
日本からの移住はどうするの?
僕はこのような流れで移住をしました。
①まずは日本から移住する前に国のさまざまなことを調べました。
( ポルトガル、、一度も行ったことないのに移住することを決めました。が、おすすめしません笑 )

②移民弁護士にコンタクトを取る
探し方はこちらを参考にしてください。

③ビザの 必要書類準備
④ポルトガル大使館でビザ申請
⑤ビザがおりたら渡航
⑥現地で居住許可カードを申請
といった流れになります。
国際引越専門家サービスとかもあるので、荷物が多い人は検討の余地ありです。
Summary
僕もデジタルノマドビザで移住しましたが、ドキュメントで読むのと実際にやることはなかなかに乖離がある…このへんはnoteとかでみたい人だけが見れるように書いていく予定です。