ポルトガルに移住した時にいちばんに課題だったのが、インターネット契約だ。
調べごとはもちろん、仕事でも必須だからだ。
スマホのインターネット回線、家の固定回線は事前に調べていた。MEOが良さそう〜と考えていたが、実際に現地を歩いていると意外にも多くの通信事業者ががあったので、シェアしておきます。
ポルトガルの固定回線3大キャリア(たぶん)
日本で言うsoftbank、docomo、au(NURO光や、OCNなどなど)に当てはまる。大きな店舗が各地にありカバレッジも広く安心だ。
けど、日本と同じく2年縛りがあったり、価格もそれなりの傾向がある。
MEO
ポルトガルで最大のインターネット事業者。最速のダウンロード/アップロード速度を持ち、さらに最大のカバレッジを持つ。
リスボンはもちろん地方に住んでいても光ファイバー網がある。
NOS
NOSもMEOに並ぶ最大のインターネット事業者である。通信速度でもMEOと引けを取らない。さらに細かく説明すると、固定回線のレイテンシが最高の遅延速度を達成している。
ケーブルテレビの選択肢が多いため、テレビを見たい人向けかもしれない。
Vodafone
国際ブランドで、都市圏で安定した通信速度を出すインターネット事業者。
3大キャリアの中で唯一、インターネットだけの契約があり、安い価格のパッケージがあったので、私の家の固定回線はVodafoneです。
ポルトガルのMVNO(ローコストサービス)
日本で言うpovo、楽天モバイル、日本通信みたいなもの。ローコストで100GBやunlimitedで通信を使うことができる。
WOO
NOSが所有者のWOO。
2023 年のテーラード料金カテゴリーで最優秀プロダクト、モバイル料金カテゴリーで 2023 年の消費者選択に投票した Woo は、初の 100% デジタル オペレーターです。 NOS が所有するインターネットのみが必要な顧客向けのスマートフォン アプリです。
このアプリでは、ロイヤルティなしで、わずか 3 分で簡単に参加し、サブスクリプションの変更または無効化、残高の確認、ルーター (固定インターネットの場合) とインターネット速度の設定を行うことができます。実は、すでに他の事業者と契約していてもWooに加入することは可能です。 Woo は国内およびポルトガルがローミング協定を結んでいる 120 以上の国で使用できます。
スマホプランは下記になっています。
・100GB + 2500分通話: €5
・unlimited(通信制限なし) + 5000分通話: €7
Amigo
Vodafoneが所有者のAmigo。
Wooの主な競合相手として、2023年11月にVodafone Portugalによって立ち上げられた。この通信事業者は、いくつかのモバイルおよび固定ファイバーインターネットプランを提供しています。固定ファイバーインターネットプランとモバイルプランを組み合わせるオプションもありますが、非常に競争力のある価格でモバイルネットワークのみを選択することも可能です。
Woo と同様に、どのプランにもロイヤリティは必要なく、Amigo には料金を無料で簡単に変更できるアプリがあります。 2 つの主な違いは、Amigo は後払いモバイル プランでのみ動作し、請求書は電子メールで送信されることです。
スマホプランは下記になっています。
・100GB + 5000分通話: €5
・unlimited(通信制限なし) + 5000分通話: €7
Moche
MEOが所有者のMoche。
若い視聴者に焦点を当てたモバイル インターネットと通話料金を提供する通信事業者です。
スマホプランは下記になっています。
・100GB + 1000分通話: €11
・500GB + 1000分通話: €15
Summary
ポルトガルのローコストサービスは強力です。日本よりもかなり安い価格で提供しています。
また、リスボン周辺はネットワークがつながり、速度に不満を持つことはありません。(他の地域はまだ試したことがありません。)
ローコストサービスには固定回線も提供しているが、リスボン近郊でも光ファイバー網が到達していないことが多い。
そのため、スマホはローコスト、固定回線はMEO、NOS、Vodafoneから選ぶと良さそうという結論だ。