Webサイトの死活監視をするために、SaasサービスもありSlackとのインテグレーションもできたりします。
でもiPhone端末で通知OFFにしていると気付けない。どうしたらいいかなとオートメーションを使った案を考えました。
はじめに
本記事では、iPhoneのショートカットアプリを活用し、特定のタイトル・メールアドレスからメールを受信した際に通知音とバイブレーションを強制的に起こす方法を紹介します。重要なメールを見逃さないために、通知をより確実にする設定です。
動作の結論として、特定のメールアドレス、タイトルのメールを受け取ると、消音を解除し、音量を上げて、タイマーで強制的に音を鳴らし、さらにデバイスを振動させることをします。
それと、これをすることでスマホを忘れてデジタルデトックスにも効果があると思うので、読んでみてください。

必要な準備
- iPhone(iOS 最新バージョン推奨)
- ショートカットアプリ
- メールアプリ(iOS標準の「メール」アプリ)
設定手順
1. ショートカットアプリを開く
まず、iPhoneの「ショートカット」アプリを開き、「オートメーション」タブに移動します。
2. 新しいオートメーションを作成
1. 「新規オートメーション」を選択。

2.「メール」を選択します。

3. 「いつ」の画面になります。ここで差出人、件名、を設定できます。重要なのが、誰からのメールで、どのような件名を含むのか、を設定できることです。これをトリガーとして、特定のメールがきたら、オートメーションが実行されるようにします。

4.「 完了」をタップします
3. アラートを表示するアクションを追加
- 「新規の空のオートメーション」をタップ。

2. 「アクションを検索」から任意のアクションを追加します。
ここでは、特定のメールアドレス、タイトルのメールを受け取ると、消音を解除し、音量を上げて、タイマーで強制的に音を鳴らし、さらにデバイスを振動させることをします。タイマーを無意識下で消してしまうことを考えて、30秒間後に2回目のタイマーの音を鳴らすようにしています。
最終的に下記のように設定できます。

消音モードは、「コントロール」から追加ができ、繰り返しは「スプリクティング」の制御フローから選択できます。
4. 設定を保存してテスト
「完了」を押してオートメーションを保存し、特定のメールを受信した際にアラートが動作するようになります。
まとめ
iPhoneのオートメーション機能を活用すれば、重要なメールを確実に認識できます。
ただし、iPhone限定であることや、iOS標準のメールアプリと連携する必要があったりするので、少し手間です。
ここまでする必要があるのか検討は必要ですが、絶対に見逃したくない方にはおすすめです。